戦争のはらわた

1977年/イギリス･西ドイツ･ユーゴスラビア 監督:サム・ペキンパー (VHS 宮城野図書館）

原題は、鉄十字勲章。第二次世界大戦のドイツ軍での、貴族出身の大尉とジェームス・コバーンが扮する伍長との確執の映画。ロシアの少年は、アンドレイ・タルコフスキーの「僕の村は戦場だった」へのオマージュらしい。

タイトルバックの歌は、日本の「蝶々」なのだが、どうしてこうなったのだろうラストのクレジットでも流れる。ラストの確執の結末と戦闘シーンが、壮絶である。
「諸君、あの男の敗北を喜ぶな、世界は立ち上がり奴を阻止した、だが奴を生んだメス犬が、まだ発情している」（デルトルト･ブレヒト）の言葉で終わる。
参考URL:『戦争のはらわた』: 映画フェイス