「分かりやすさ」の罠

2006年 著者:仲正昌樹 ちくま新書(太白図書館)

二項対立を、哲学の歴史とドイツ・ロマン派を、廻って論じた本。導入部と結びが、著者の現在の体験なので何が問題化は、分りやすい。国語辞書にあることだが、「アイロニー」が、ソクラテスの問答法とは、知らなかった。