国際社会の現実と平和主義

〜国際人権NGOの現場から考える憲法改正〜　主催：仙台弁護士会
「イラク戦場からの告発」(DVD)の上映と須田洋平氏　土井香苗氏の講演である。

DVDは、イラクとアメリカの歴史のおさらいと「劣化ウラン弾」と「クラスター爆弾」の子供への被害の報告である。講演は、弁護士だからか、「公平」・「公正」を重視していたので素直に聞けた。

講演で直接話されたことではないが、アフガンの状況は、アフガンの人々にとっては、状況はタリバン以前に戻っていて、今の政権は軍閥の集合らしい。
『アフガン零年』、『カンダハール』で女性の目線からタリバン政権を見ていたが、今こそ、その視点で見るべきなのだろう。
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「クラスター爆弾」については、現在「クラスター爆弾禁止」の条約の合意が、ノルウェーの呼びかけで継続している。アメリカ、イスラエル、ロシア、中国は、会議に加わっていない。日本政府は、地雷では、全面禁止条約を受諾したが、防衛線が長いという防衛上の理由から「クラスター爆弾」では、戦略上地雷の代わりとしているようなので、条約ができても受諾するだろうか。