ビリー・ザ・キッド/２１才の生涯

1973年/アメリカ 監督:サム・ペキンパー（VHS 宮城野図書館）

パット・ギャレット（ジェームズ・コバーン）の回想を通してビリー・ザ・キッドの最後の数ヶ月を、描いている。ペキンパーが描きたかったのは、ギャレットの方なのだろう。
原題は、「パット・ギャレットとビリー・ザ・キッド」である。
ボブ・ディランが、出演・音楽をしていて、役者としては重要な役ではないが、最後まで出ている。
ラスト近くで棺桶に金をつめて埋め町を出て行くと言う、ティムという老人が、ペキンパーだ。
　
映画の中ほどでパットと共に夫婦で戦った老保安官が撃たれて河に向かうシーンで「天国への扉」のギターのみの旋律が静かに流れる。
「天国への扉」は、タイトルもそのままのドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」ではドイツのバンドが、韓国映画の「僕の彼女を紹介します」では女性ボーカルが歌っている。
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム - 仙台暮色